<作者>喜久田ゆい/由唯/椎名咲月
<出版社>一迅社
「虫かぶり姫」のあらすじ
主人公は本が大好きな侯爵令嬢のエリアーナ。「虫かぶり姫」と言われているくらいの本好き。本が読めるだけで幸せ。ある日クリストファー王太子から形式的な婚約者になってほしいと言われた。恋愛感情抜きの取引き…その代わり、限られた人しか入れない王宮書庫室への出入りや閲覧、本が読める自由な時間を守ってあげると。こうして形式的な婚約者として王太子やその周りの人達との穏やかな時間の中で、本に没頭して過ごしてきたが、王太子が知らない女性と仲睦まじくしているところを目撃してしまう。これをきっかけに婚約解消の覚悟をするが…
「虫かぶり姫」の 感想
- 虫かぶり姫がかわいすぎる
本ばっかり読んでるからちょっとコミュ障気味な主人公(笑)天然で鈍くてかわいいんだけど、自分でそのかわいさを自覚してないんだよね。パパも兄も婚約者も溺愛モード!絵もきれいでかわいい! - 2人の関係を邪魔する女
まあ、お邪魔役の女も出てくるよね。婚約者のクリストファーの気持ちは決まってる。だからこんな女と仲良くするのには理由があるんだけど…でも事情を知らないエリアーナはそんな2人を見たらショックだよね~というか、この時は本当にエリアーナがかわいそうだった。みんなもっとうまくやれたでしょうに。もやもやした。 - 天然無双がおもしろい
興味は無限で本ばかり読んでるから博識。ゆえにコミュ障。虐げられても自覚なく、天然無双炸裂!で撃退してしまう(笑)天然で鈍感だから勘違いや思い込みなんかも多いけど、婚約者と契約上の関係じゃなくて本当に想いが通じて幸せになってほしいと願う!
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